生活に潤いを トンガで使って上がる日本製品
発展途上国(というのも先進国側からの呼び方ではありますが)で生活するうえで、ストレスをできるだけためないように、つらさや息苦しさを感じたら無理せず休んだり相談したりするように、日々わたしも協力隊の仲間たちも気を付けており、JICA事務所からも指導されています。
協力隊が派遣されている地域の中で、トンガの特に本島というのは、電気やネットも比較的安定しており物資も困らず、水道もあるし、かなり「楽な」活動地域です。
しかしやはり便利な日本で育った私たちは、トンガで生活するだけで困難を感じ、仕事はもちろんそらストレスがあるでしょうが、日常生活でも小さなストレスを色々感じてしまうものです(包丁が切れないとか、床掃除したばっかやのに羽アリめっちゃ出てきたとか、料理の途中で断水なったとか)。
ただ日常生活のストレスで活動に支障がでたり、トンガをいやになってしまったりするのはなんとももったいない。
ということで、私が自宅でしている贅沢(ストレスをカバーするためにちょっと高いしこれじゃなくてもいいねんけど使ったろ)をご紹介します。
これらは私が日本から持ち込んだお気に入りのモノたちで、これらを使ったり目にしたりするたび気持ちが上がります。
1.無印のタオルたち
しましまと落ち着いた茶色がかわいい。トンガにもタオルは売っていますが、やはり拭いたあとに体に繊維がついたりしない信頼と、そして「今わたしいいもの使っている」というプレミアム感の無印。
2.LUSHのシャワージェル
もともと弟が初任給でくれたプレゼントで、トンガについでに持ってきてほったらかしだったのですが、ある日使ってみると衝撃のいい匂いでめちゃ癒されたものです。
1年目は特別なときだけちびちび使っていたのですが、一時帰国で新たに2本購入し、2年目は結構頻繁に使えるようになりました。オレンジは「オリーブ収穫祭」、黄色は「Happy Hippy」という香りです。色も元気もらえます。
3.ちふれの美白美容液
美容液は使っていなかったのですが、トンガの日差しが強烈すぎて購入。化粧水と乳液しか使ってなかった私にとっては、小さいのに高くてちょっとびびりましたが、やはり使ってるときの「今わたし肌にいいことしてる」という優越感と、青いボトルがなんか可愛く日々癒されています。
4.ロクシタンのボディケア
これは貰い物で日本製品ではないですが、また空港とかで出会ったら買いたいと思っているものです。寝る前に腕や足にぬっていると、いい匂いでよく寝れる気がします。そしてやはり置いてあってパッケージが見えるだけでなんか嬉しいブランド力。
5.HIRO珈琲の大阪ブレンド
たいした味覚は持っていないのですが、単純明快な商品名と、馴染みのあるものが印刷されたパッケージを見て「これはトンガに持ち帰りたい」と強い意志を持って購入しました。なんならトンガの友達にも配りました。ああ大好きな太陽の塔、ああいつも乗ってる阪急電車、ありがとうございますHIRO珈琲。そしてもちろん美味しいです(淹れ方の問題かもしれませんが、わりとがつんと系コーヒー)。
6.珪藻土のやつ
海原やすよともこさんがひたすらお買い物をする関西の人気番組「やすとものどこいこ」でよく出てくるグッズで、母がトンガに来てくれたときにおみやげで持ってきてくれました。湿気とカビが日本より激しいトンガでは心強いです。そして可愛い。
7.亀の子スポンジ
これも「どこいこ」でよく出てくるんですが、「どこいこ」で出てるスポンジ使ってると思うだけで、なんか自分の食器洗いがいけてる気がしてきます。亀の絵がかわいい。色もスポンジらしからぬ絶妙なバリエーションです(右からコーヒー、シャルドネ、カフェオレ)。
小さい話ではありますが、こういう日本のいい商品にも助けられて毎日生活しています。
お店の名前やパッケージに踊らされている、という感もありますが、でも実際にそのお店の名前やパッケージが目に入ることで気分をあげてもらっているので、ロゴや包装をデザインしている人や、歴史あるおしゃれ店に感謝したいです。
つぎ友達がトンガに来るときは「持ってるだけでおしゃれっぽい」界のカリスマ、スターバックスの何かを頼もうと目論んでいます。