トンガの今日は

南太平洋トンガ王国 日本語教師 青年海外協力隊

ある平日のクラッカー

出勤するとトンガ人の同僚の先生たちが

「Hau ki kai!(ハウキカイ:おいで!食べよう!)」とのこと。

職員室のテーブルに行くとクラッカーの4キロバケツが。

「これなら1週間みんなで食べられるよね(にこにこ)」ということで、

一緒にクラッカーを食べ、

いうてもそんなに食べられないので離脱し仕事に。

 

1時間後

「Hau ki kai!It's seconda stage!(おいで!食べよう!第2ラウンドよ!)」とのこと。

何か新しい食べ物でも来たのかと思ってテーブルに行くと、

まだおしゃべりしながらクラッカーを食べ続けている。

なんでもう1回うちのこと呼んだ?とは思いつつ

とりあえずもう数枚クラッカーを一緒に食べ、

いやでももうクラッカーでお腹いっぱいなので離脱し仕事に。

ちなみにトンガの人はクラッカーをホットティーにひたして食べます。

おかゆと発想は同じ。

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そして午後

「Hau ki kai!(おいで!食べよう!)」

今度はなんやと思いつつ、またもテーブルへ。

そしてクラッカーを一緒に食べました。

2~3枚でお腹いっぱいになるので食べ終えてお茶を飲んでいたら、

「Kai !(もっと食べろ)」とバターをはさんだクラッカーを作って手渡してくれる先生たち。

結局このあとさらに8枚食べ(食べさせられ)、小麦粉の接種が過ぎる今日でした。

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大きなクラッカーバケツに手をつっこむ大きな先生たちは、プーさんみたいで可愛いいです。

ただ長生きしてほしいですし、「バターは具としてはさむものではなく、うすく塗るものである」という認識が早くトンガに広がってほしいです。