トンガのTeachers dayは
もはや驚きませんが金曜日の授業がすべてキャンセルになりました。
World Teachers Dayとのことで、教師は全員マーチ&集会に参加せよとのお達しです。
朝、海沿いに集合。みんな一張羅です。
私も今日はキエキエではなくタオバラを巻かれています。
タオバラはトンガの最上級の公式ファッションで、忘れっぽいトンガの人達もこういう時に私にタオバラを貸すことは決してわすれずにいてくれます。
そして行進。
道路を遮断して、各学校の先生たちが街中を行進します。
ちなみにTIOEは学生も「教員訓練生」ということで全員参加していました。
各学校のブラスバンドも先生たちと一緒に歩きながら盛大に演奏しています。
カフェやオフィスからたくさんのトンガ人たちが「先生たち~!」と手を振っていて、先生たちも嬉しそう。
ところで日本でも「先生の日」やっているのでしょうか。絶対やってないですね。日本の先生方忙しすぎますもんね。
各市町村の全学校の先生たちがみんなで最寄駅の周りを練り歩く。その日は授業も仕事もなし。通行人は先生たちの激務に感謝&敬意をもって手を振る。
日本もこれぐらいやってほしいところです。
さてホールについたら、お決まりのお祈り、合唱、マーランガ(偉い人の講演)をみんなで聞きます。
偉い人が各学校をコールし、その学校の先生達が立ち上がって、会場みんなでその学校に拍手する儀式(?)もありました。
みんなでお互いを労っている感じでほっこりです。
警察のブラスバンドが演奏する場面では、いつのまにか数人の先生たちが立ち上がって自由にダンス。会場の爆笑をさらい、偉い人からおひねりももらっていました。
後で聞いたら今年定年の先生方だったそう。つくづく日本ではありえない笑
TIOEも「Teachers for Tonga」をスクールポリシーとして掲げていますが、やはり国の根幹は教育。
若い教員訓練生たち、「いい教師」になってトンガの豊かさを守っていってほしいものです。