年に一度の農業祭は
国民みんなが多少は農民であるトンガ。
(成人した長男には王様から土地が与えられるそうで、どの家もBushと呼ばれる畑スペースを持っています。)
年に一度6~7月ごろに、各島でAgriculture showが催されます。
王様もご覧になるビッグイベントに行ってきました。
まずゲートが豪快。
各ブースはパン屋さん、ココナッツオイル屋さん、コーヒー屋さんなどの他、
魚を売っている場所や、家畜展示、家具展示、高校生のアート作品などなど、
農業・漁業メインですがほぼなんでもありの様子。
(JICAも生活改善や農業省の隊員さんが寿司ブースを出していました。)
各ブース王様待ちできれいにディスプレイし、王様がゆっくりご覧になったあと、一般人も買えるという感じでした。
壮観だったのはやはりイモ達です。
トンガの主食はイモですが、イモといっても、タロ、ヤム、マニヨケ、ウフィ、クマラ…と色々な種類があり、ランクもあるようです。
米にもササニシキとかアキタコマチがある的な。
例えば食卓に「タロトンガ」が出てきたら、「まじかよ、今日豪華やな!」てなるそうです。
各ラベルには”Talo Sione"(シオネさんのタロ芋)と、イオンのように生産者が公開されていました。
テントの脇に立っているこの大きな木ですが、一束400パアンガ(2万円!)。
この木からタパ(トンガの伝統的な紙製品)を作るということで、その原料はとても高級ということです。
久しぶりにショッピングなるものを楽しみました。
今日のお買い物は、バナナパン、ココナッツ石鹸、なんかの芋(日本語話すトンガのおっちゃんがただでくれました)、クマラチップス(紫芋チップス)でした。