楽園の果物事情は
3月になりました。
今朝起きて、空気の感じからなんとなく季節がちょっと変わった気がしました。
つい先週まで、ちっちゃいトロピカルサイクロンやら熱帯低気圧やらによる嵐の連続、そしてあいつらが去ったあとの、台風一過と言うには生易しすぎるカンカン照りと猛暑の日々でしたが、今朝はスコールからの小雨が続き、肌寒い一日です。
ちなみに出勤したら学校が池になっていました。魚いそう。
トンガでは1~2月あたりが1年で最も暑く、サイクロンシーズンがこれから5月ごろまで続きます。
そして真夏の峠を越し、これから徐々に秋に向かいます。
昨年は大型サイクロンGITAにより農作物が打撃を受けたようでしたが、
今年の2月を振り返ってみると、まあなにかと豊作で、マンゴーやらアボカドが校庭の木にがっさーなっていたり(学生も職員も気が向いたやつが収穫)、
職員室に頻繁に果物が持ち込まれたり(もう昔話の切り方)、
隊員同士でもバナナのおすそ分けが盛んでした。
バナナ、マンゴー、アボカドは木になっているものをあわよくばもらえるので(収穫しているところに運よく通りすがるか、誰かが学校にもってきたところに運よく居合わせることがポイント)、わざわざマーケットで買うのは損した気分になるほどでした。
これぞ楽園の真夏かという感じで、援助に頼るトンガですが、なんて豊かな場所なんだろうと思っちゃいますね。
パパイヤです。
もちろんココナッツも。